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不良の彼は 甘くて強引
第17章 深海の魔物

「昼夜問わず、その身体を飽きるまで弄ばれ…」

「……やぁ…!!」


膣の中の指は柚子の弱点を的確に責め立てる──

申し訳なさそうに彼女の身体に引っかかった浴衣はその身体が艶めかしく揺れるたびに少しずつずれ落ち…

汗ばんだ肌を月影のもとに晒していく。




「──だが女は…そこから逃れたいとは思わない」


「ハァ…っ…!」



その時

柚子を責め立てる指がゆっくりと引き抜かれた。



彼女の頭と背中に手が添えられ、彼女をくるんできた薄い布団の上に仰向けに押し倒される。




「……今のお前なら、その理由がわかるか?」



柚子に覆い被さったまま、匠は自らの浴衣の腰紐を解いた。


パサリと浴衣の前がひらけ、その逞しい肉体が意識朦朧とした柚子の前に晒される。



その身体が

彼女の上に沈む──



素肌と素肌が直に触れ、押しつけ合う感触。



熱い溜め息とともに

柚子の胸が震えた。



匠は片肘を彼女の顔の横につき唇をそっと重ねた。


もう一方の手は、深い呼吸とともに大きく上下する胸に添えられて優しく愛撫する。



「ハァ……あふ……」

「……逃れたいか」


胸に添えられた手が

徐々に下半身へと滑ってゆく──



胸から腰のくびれ…

腰から彼女の小さな尻へ


そこで一度止まった手は、熱をもってヒクつく秘部へと滑り込む。


ふっくらと肉厚になった柔らかな花びらを広げると、剥き出しになり頭を突き出した肉芽に辿り着いた。



「…はぅっ…!」


匠の長い指の腹が柚子の愛液をすくい取り、その突起へとなすりつける。




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