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不良の彼は 甘くて強引
第3章 望まない快楽


わたし……感じてるの?


「こんなことって…ッ」

激しく動揺する柚子


そんな彼女の動揺を知ってか知らずか、匠は無言のまま秘部への陵辱を続行する。


「…ああ……嫌…」

匠の指が粘膜を擦りあげるたび、卑猥な音が部屋に響き渡る。



ヌチャ...ヌチャ...


いや…もうやめて


ヌチャ...


もう──ッ


「お願い…もうやめて!!!」


擦りあげる指は止まらない。



ヌチャ....!




「お願い…!お願いぃ!!!」






「・・・・・」



ピタリと指が止まる。



匠はゆっくりと秘部から指を離し、そこに絡みついた蜜を…柚子に見せつけるように


そして皮肉気な笑みを浮かべるとようやく口を開いた。




「気持ちいいんだろう?」


「・・・・」



そんなわけ ないじゃない



「違います……!」

「だが、濡れている」

「そんなの…!! ただの生理現象だわ」



確かにそうだった。


柚子の秘部は愛液で濡れている
だが彼女はこの行為に快感など感じていない。

いや、正確には感じていただろう…が、嫌悪感がそれをはるかに上回っていた。




「ふっ、生理現象……」


さも可笑しそうに笑う


「いいだろう、だが──」






「──…これからお前が快楽に身をまかせることになるのも、生理現象だ」





もう、諦めろ…──




小さく、低く…囁く







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