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不良の彼は 甘くて強引
第17章 深海の魔物
挿入の後を追う
一瞬の痛み。
「……んッ」
強張る柚子の身体。
「……ッ!……ふっ…!」
それは匠も同じだった。
柚子のナカは匠の太い陰幹をこれでもかというほどに締め上げる。
「…柚子、あまり力を入れるな……!!」
「ハァ…、……んッ……ごめんなさい……!」
少しずつ少しずつ…
奥まで入ってくる。
「あッ…!」
そして、子宮口にあたって止まった。
「力を抜け……」
匠は目を閉じ、硬直した彼女の身体を抱き締める。
その力強さに柚子の胸が高鳴った。
痛みはすぐに消え去る…。
「………ハァ」
匠は何も喋らない。
「ああッ……ハァ…ッ」
あの時と同じ
あの日、倉庫で彼に犯された時の感覚。
痛みが消え去った後にやってくる…熱く疼く下半身。
あの日も彼は痛がるわたしを抱きしめた。
“でも全然違う…”
それは匠が変わったのか柚子が変わったのかはわからない。
よく考えれば、これは匠からの3度目の挿入。
倉庫で、風呂場で…、柚子は匠の突きに激しく感じてしまった。
でも今は…
満たされる心がある。
今までとは違う……!!