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不良の彼は 甘くて強引
第17章 深海の魔物

「……ふぅ」

匠の額から汗が一筋零れ落ちる。

柚子の身体から次第に力が抜けていき、強すぎた締め付けも幾分か楽になった。


「ハァ……」

まるで沸騰したように波打つ中の肉壁が、自分のモノに絡みついてくる……。



それほど欲しかったか…



匠の目がゆっくり開く。




「これで満足なのか…」

「は…い……」

高揚した顔の柚子は、甘美な溜め息とともに答える。


「動いて欲しいか」


「いいえ…!!」


「・・・!?」


まさかの返答に匠は丸く目を見開いたが

そんな彼の様子に柚子は気が付かない。



これは恥じらいでも何でもなく、彼女の本心だった。


このまま
彼の温もりを感じたままで繋がっていたい……!


すでに満たされた彼女には
動く必要などなかった。





「……ふ」


再び目を閉じた匠は
歯を食いしばって苦笑いする。




こいつはどこまで俺を…


この俺を…!!



夢中にさせれば気がすむんだ……!!




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