この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
不良の彼は 甘くて強引
第3章 望まない快楽
「………ハァ」
無言のまま、柚子に快感を与え続ける匠。
──彼は興奮していた。
目の前で悶える美しい女
だがそれだけではない
彼女の唇から
耐えきれずこぼれ落ちる
その、声──
その声は あまりにも淫らだった。
「…んッ……ッァ…はぁん!!…」
必死に声を抑えようとする様子も、よけいに愛おしい
「……ん…ぁぁッッ!…んッ」
事実この声に魅了されるのは匠だけではないだろう…。
「はぁ…ンッ…んぁ!…やっ…ぁ」
もっと…喘がせたい
もっと…その声を
俺に聞かせろ──
彼は、柚子を容赦なく責め立てていく。