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第24章 蜜なる時間

「はぁｯ…」


匠の手が彼女の髪を掻き上げると、露わになったうなじに唇が落とされる。熱い唇が押し当てられびくりと肩が跳ねた。


湿った吐息が首筋にかかり

震えが大きくなった柚子の胸。

ブラのホックが外され男の前に露わになる。



「アっ…」

控えめな乳房を寄せるように掴み尖端を口に含まれた。



ｸﾁｭ... ｼﾞｭﾌﾟ..


「ﾊｧ…!」


弄ばれるその場所は
少しの愛撫で硬く起ち始める。


左右の乳房に交互に喰らいつく匠の口は、ねっとりとした唾液と繊細ないたぶりで胸だけでなく柚子の下半身にまで熱い疼きを与える。



「…あぁ…ﾊｧ…ｯ…」

…ﾁｭｯ

「あｯ///」

乳首を解放した唇は
そのまま先端にキスをした。


「敏感だな…」

匠の唇が胸を離れ、念入りに口付けをほどこしながら彼女の身体を降りていく……。



ﾁｭｯ…ﾁｭｯ…
...ﾁｭｯ


「…はぁｯ……!!」

繰り返し繰り返し…肌に強く押し付けられる唇にどうしようもない疼きを感じて、柚子の呼吸が徐々に荒くなっていった。


「ﾊｧ…ﾊｧ…､…匠さん…!!」

「…ここはどうだ…」

「…ひゃｯ!?」


その唇が吸い付いたのは、締まったウエストの中心…小さくへこんだ彼女の臍(へそ)

そこに舌が差し込まれる。