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不良の彼は 甘くて強引
第1章 プロローグ
レイプ経験
簡単に言えばそうなる。
それは中学2年生の時。
中学時代、彼女は学校のヒロインだった。
見た目の可愛らしさに加えて頭もよく、何より優しい。
そんな彼女に男子たちはメロメロだったし、初めは彼女を疎ましがっていた女子もその人柄に触れてすぐに打ち解けた。
そうした学校での自分への評価に、彼女は素直に喜んでいた。
だが交際することはなかった。
広く浅くスタイルの彼女には付き合うということがどうも割に合わない。
でも、人に好かれるってなんだか素敵──
幸せな中学時代だった。
──そんな彼女は、いい標的だったのだ。
二年の秋、風が少し肌寒くなってきたころ…
彼女に目を付けていた三年の不良たちにレイプされた。
学校の帰り道、いきなり現れた男たちは彼女を取り囲みナイフで脅して近くの廃墟につれこんだ。
思いとどまってくれるよう泣きながら懇願する。
だが、発情した男たちには何の効果もないばかりか逆効果だ。
そこで…
彼女は処女を奪われた。