この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
不良の彼は 甘くて強引
第30章 君、想い…

「君は感じると…っ…そんな声になるのか…!」

「ふぅ…っ…」


彼女の首筋から顔を離し

息を切らす柚子の目を見つめる。




幾度となく、夢の中の彼女が発してきた喘ぎ声。

眠りに落ちたはずの翔を現実に引き戻し、毎晩彼を苦しめ続けたその声よりも…


ずっと、甘い…──ッ



「…柚子…っ…」


腰に絡めていた腕が柚子の背にまわる。


その腕で彼女の身体を引き寄せたところで、胸の愛撫は続けられた。



「……ハァ…ッ…ぁぁ…」

柚子は彼の胸板に手をあてて押し返そうとする。



「…ッ…、…可愛い……っ」

「…んッ……は‥ぁ…!」





何が───

彼をここまで強引にしてしまったのか。

これが、翔の本性だとでもいうのだろうか。




「……せ、先輩…っ……ハ ァ…ンっ」




それとも…





「…ッ…、ハァ‥、──…!」




柚子は唇を引き結び、そして──



抵抗をやめた。





/694ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ