この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
不良の彼は 甘くて強引
第32章 湧き立つ想い

匠の言葉の意味がようやく柚子にもわかった。

茶髪男……
きっと先輩のことだ。

どこまでを許したかと聞くということは

つまり……



「どうして、その事を…」

匠さんが知っているの。

それに

「なんでそんなに…怒っているんですか…!」


「怒っているだと…?」


一見 無表情な彼でも

その気持ちの荒ぶりが柚子には手に取るようにわかってしまう。




事実、匠は苛ついていた。


先程、その苛立ちを抑えきれずに翔の腹に一発入れてきたぐらいだ。




「・・・・」



この怒りともイラつきとも言える感情は──

誰に向けられたものか。


柚子か?
あの茶髪か?

それとも、俺自身か…。





「…意味がわかりません」

「…!?」


柚子は彼を睨みつける。




/694ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ