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不良の彼は 甘くて強引
第6章 忍び寄る陵辱の影
「・・・・・」
柚子は沼田の腕を固定している力を少しずつ弱める。
それに合わせて沼田は彼女の手首を掴み返し、ポケットからするすると布を引っ張り出すとその手首に巻き付けていった。
「柚子ちゃんは賢い子だから口まで塞ぐ必要はないよね?」
「……」
彼女の顔は真っ青だった。
手首をきつく締め終わると
沼田はゆっくり彼女を床に仰向けに寝かせる。
胸の前で拘束された手を彼女の頭の上まで持っていった。
「手はここから動かしちゃダメだからね」
そしてマスクを剥ぎ取ると
柚子の上に膝立ちでまたがり
服のボタンを外していく──
「……っ…」
柚子は悔しくて悔しくて…
何も抵抗できない自分を呪った。
「うわぁ柚子ちゃん、可愛い下着つけてるね、ピンクかあ……」
沼田の鼻息がしだいに荒くなっていく。
「悪いけど時間無いから、いきなり見せてもらうよ♪」
彼女の背中に手をまわしてブラのホックを外し、あっという間に抜き取ってしまう。