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不良の彼は 甘くて強引
第6章 忍び寄る陵辱の影

「柚子ちゃんの乳首は下着と同じピンク色だねぇ」

卑猥な言葉を並べる沼田。


それを聞きながらも、柚子は天井をただ無心に見つめていた。


逃げることが許されないのならば、せめて早く解放されることを祈るしかない

なるべく感情を殺してしまわないと……!



だが、彼女のその考えを沼田もよんでいた。


「浮かない顔して……、でも大丈夫だよ、すぐ病み付きになっちゃうからね」


そう言うと沼田は彼女の両乳首をキュッと摘む。


「……んッ」


頭上の拘束された彼女の手に力が入る。


親指と人差し指とで突起を挟むと、捻りの動きを加え始めた。


暫くすると両方の突起は硬く立ち、そこからの刺激をより鮮明に柚子の脳へと伝えてしまっている。



「…ッ……ン」

彼女の頬にかすかに赤みが混じってきた。


それを沼田は見逃さない。


「そろそろかな」


沼田は一旦指を離すと

乳首の先端…つまり乳腺の部分を指の先で軽くくすぐった。


「……きゃ!」


何をされたかもよくわからない急な刺激に、柚子は思わず身体を捻り沼田の指から逃げる。


その時



バ チーンッ!!!



柚子の顔に沼田の張り手が炸裂した。




「――…!!」


「いくら気持ちよくても逃げちゃダメじゃないか」



柚子は頬を走るヒリヒリとした痛みに圧倒され小刻みに頷く。


その様子に沼田は嬉しそうだ。


「ヒヒッ、柚子ちゃんは素直でいい子だね」


そうしてまた、乳首の先端へのくすぐりを再開する。


「きゃッ……あ…っ」




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