この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
不良の彼は 甘くて強引
第34章 もう一度…


今までの激しさから
一転……

匠は柔らかく、隣の柚子を抱き寄せていた。


柚子の身体はすっかり熱をもち、まだ呼吸も整い切れていない。


それは匠も
同じだったが──





「……ハァ…」

匠の胸で柚子がついた溜め息には疲れと安堵が入り混じっていた。

そんな彼女の細い肩を片手で抱き、もう一方を頭に添える。

彼女の黒髪をゆっくりととかした。






暫くそうやって

一言も喋らぬ二人。





…正直、二人の身体の疲れはピークだったろう。


「……」


それでも匠は眠気が皆無だ。

眠る時間が勿体無い、このまま…柚子を抱いていたかった。






...ギュッ



背に手を回して柚子の身体をさらに引き寄せると


押し付けた彼女の鼓動が匠のそれと重なる。


二人を包む空気が温かくその様子を見守っていた。






/694ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ