この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
不良の彼は 甘くて強引
第35章 エピローグ



「…ねぇ、柚子」

「ん?どうしたの、美佳ちゃん」


廊下の突き当たりに偶然立っていた美佳。


取り敢えず、一緒に帰ろうと

そう言って歩き出した。






「…高橋も可哀想な奴よねぇ」

「?」


柚子と話し終わった後のあいつの表情ときたら…

絵に描いたような失恋顔だったわ。



「天然なあんたでも、何となくわかるでしょう?」

「……」

「彼、1年の時からずっと柚子のことを…」

「…うん、…知ってる」

「……」

「…ふふっ、わたし…別に天然じゃないんだよ」

「……そう」

「…うん」




駅に着き、二人は別れた。





三年間…通い続けたこの駅。

リニューアルするとかで、大規模な工事が始まって一年ほど経つ――




/694ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ