この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
不良の彼は 甘くて強引
第7章 愛か怒りか苛立ちか
柚子の顔は、涙でぐちゃぐちゃになっていた。
「何が悲しくて…それほど涙を流している」
問いかける声にはどこか苛立ちのようなものが現れる──
柚子の目は匠に向けられる事はなく、床の一点に向かって目を見開いていた。
「……ああッ!!」
「答えろ」
柚子は何も言わない…
ただ逃げようともがきながら制止の言葉を叫んでいた。
「…嫌!!…やめて……!!」
痺れを切らした匠は、彼女を立たせバスルームの壁に押し付ける。
「答えろ」
「……!!」
答えぬ彼女を匠の右手が責め立てる。
「…や…あッはぁ…!!!」
「……泣く権利があるのか、お前に…」
「……!?」
匠は冷たい笑みを浮かべた。
「何が悲しくて泣く、こんなに…こんなにお前のココは潤っていくぞ…」
「……!!…ン…アっ…!」
事実、その身体から白濁液があらかた出終わると…変わりに彼女自身の蜜が匠の掌を濡らしていた。
「…はぁ!!!…あッ」
柚子は身体をよじらせる。
その時──
ヌプッ....
「……あぁ…ッ!!」
トロトロになった彼女の秘部に、匠の陰幹が突き刺さられた。