この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
不良の彼は 甘くて強引
第8章 S彼とお出掛け


目を覚ますとそこはベッドの上。

勿論、わたしの家ではありません。


しばらくわたしは寝たままの状態で動かずに、自分の周りの状況を確認する…。


それにしても、落ち着かない。


何故かというと、後ろから男の人の手がわたしの肩に添えられているから。


二人とも何も身に着けておらず、一緒の布団にくるまっているのです。


背後から聞こえる寝息からしておそらく彼はわたしの真後ろ、ほんの少しズレたら、肌が密着していまう距離…。



落ち着きません。




わたしは 肩に添えられた腕を持って、ゆっくり向きを変えながらその腕をそっとベッドに置いた。

起こさないように…。


彼は身体をこちらに向けて、片腕で頭を支えて、何とも器用な体勢で寝ていました。




「──…」


わたしはこの時初めて彼の顔をしっかり見たような気がした。



その容貌は…女のわたしが見ても「綺麗」だった。


──悔しいけど


切れ長の目、整った鼻筋、凛々しい眉、引き締まった唇

そしてその頭から伸びる首、肩、腕、胸板には、男らしい逞しさ

友達がみんなして " カッコいい " と形容するのもわかるんです。



──悔しいけど。




/694ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ