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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第21章 挿入
「あああ・・・わ、わたし・・・・わたし」

焦らしながらの挿入は、快感を何倍にも増幅させていた。

薬による興奮が、いやがうえにも香奈子の身体を敏感に反応させるのだった。

男と繋がってしまった事実に、感情がほとばしっていく。

「ああっ・・・・ああっ・・・・わたしっ」

快感にのけぞりながら、香奈子も声を出していた。

「感じるっ・・・・ああっ・・・凄いっ・・・・凄いっ」

(感じる・・・・感じるのぉ・・・)

閉じていた目をこじ開けるように男を捜している。

「セックスしてる・・・・・してるのぉ」

泣きそうな表情で訴えている。

「あなたと・・・・・竹内さんと・・・・・ああっ・・・いやっー」

余りのショックに、今の理不尽な状況を口走っている。

自分の罪を暴こうとする矛盾した思いが交錯する。

だがそれは興奮に拍車をかけ、官能を増幅するだけの事だった。

「ごめんなさいっ・・・・ああ・・・・あなたぁ」

夫の名を呼ぶ香奈子の瞳が涙で光ると、頬を伝いながら首筋をなぞっていく。

「ご、ごめんなさいぃー・・・」

泣きながら宙をさ迷う香奈子の両手を、竹内が掴む。

「ああっ・・・」

絶妙なタイミングに、行き場をなくした心が無意識に指を絡ませてしまう。

声を震わせながらジッと見つめている。

その反応は男に自信を与えた。

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