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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第21章 挿入
「おおおっ・・・」

竹内がグイッと腰を入れると、コックが奥深くまで突き刺さった。

「ああっー・・・・」

大きな声を出して、背中を仰け反らせた香奈子は指に力を込めた。

「お、奥さんっ・・・・」

「竹内さんっ・・・」

その名を呼んだ瞬間に、香奈子の中で何かが弾けた。

「あああっー・・・・」

閃光が視界を包み、真っ白に染めていく。

「ああっー・・・・」

広がっていく白い闇の中で、叫び声さえも消えてしまう。

香奈子は、夫以外に初めて身体を許してしまった。

男と繋がった事実をかみ締めながら、意識が遠ざかっていくのを感じていた。

第三部(完)
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