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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第26章 香奈子様へ その2 (初めてのフェラチオ)
『うん・・・』

香奈子は幼い少女のように、うなずいた。

『嬉しい・・・・』

白い歯を零す香奈子は、幸せな気分に浸っていた。

幼い頃から受けた厳しい躾は無邪気な欲望を閉じ込め、良い子を演じるために心は無意識縛られていた。

『それでいい・・・・今日から、お前は変わるんだよ』

優しい言葉が、呪縛を解きほぐしていく。

「ああ・・・そう・・・わたし・・・・良い子じゃなくても」

液晶画面を見る香奈子も、嬉しそうに呟いている。

余りにもハイになって霞んでいた記憶は、潜在意識に強く植付けられていた。

夢で受けた開放感の原因を、理解できたことが嬉しく思えた。

「あああ・・・・」

携帯電話を握り締めながら、大粒の涙を流している。

『いいんだ・・・・わたし・・・・いいんだ』

画面の中の女も催眠術に掛かったように、うわ言を繰返していた。

捕らえられた心は支配される喜びにうち震え、男に命じられるのをまっている。

『さっ・・・・もう一度、咥えておくれ』

『うん・・・・』

優しく促す言葉に素直に返事をすると、ペニスを飲み込んでいった。
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