この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第27章 香奈子様へ―その3(自分から)
「ああ・・・あああ・・・・」
液晶画面を見る瞳が潤んで、小さな光を散乱させていた。
それが涙によるものなのか、欲情しているのかは本人にも分からなかった。
3通目のメールを開く時点で、既に香奈子の記憶は大半が蘇っていた。
だから次に見る自分の映像は予想出来たし、メールを開いて竹内の文章を読むのが怖くもあり、嬉しくもあったからである。
ためらう指先はそれでもボタンを押してしまう。
自分の恥ずかしい姿を見たいという不条理な欲求が、心を支配しだしたからである。
『愛する香奈子様へ』
竹内が呼ぶ自分の名前ももう気にならなくなっていた。
むしろ、男の表現を待ちわびるようになっている。
『このメールを読む頃には、あなたも自覚されている事でしょう。
そう、あなたは認めている筈です。
セックスが気持ち良いものだと。
添付ファイルの映像は、あなたが喜びに目覚めた瞬間を映しています。
どうか目を反らさないで御覧ください。
改めて興奮して頂ければ嬉しく思います。』
文章を読み終え、再生のボタンを押すと、例によって数秒のもどかしい時間が過ぎていく。
液晶画面を見る瞳が潤んで、小さな光を散乱させていた。
それが涙によるものなのか、欲情しているのかは本人にも分からなかった。
3通目のメールを開く時点で、既に香奈子の記憶は大半が蘇っていた。
だから次に見る自分の映像は予想出来たし、メールを開いて竹内の文章を読むのが怖くもあり、嬉しくもあったからである。
ためらう指先はそれでもボタンを押してしまう。
自分の恥ずかしい姿を見たいという不条理な欲求が、心を支配しだしたからである。
『愛する香奈子様へ』
竹内が呼ぶ自分の名前ももう気にならなくなっていた。
むしろ、男の表現を待ちわびるようになっている。
『このメールを読む頃には、あなたも自覚されている事でしょう。
そう、あなたは認めている筈です。
セックスが気持ち良いものだと。
添付ファイルの映像は、あなたが喜びに目覚めた瞬間を映しています。
どうか目を反らさないで御覧ください。
改めて興奮して頂ければ嬉しく思います。』
文章を読み終え、再生のボタンを押すと、例によって数秒のもどかしい時間が過ぎていく。