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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第32章 思い出づくり

「早速、ゲストを紹介しましょう」

(ああっ・・・)

香奈子は息を呑んだ。

屈強の男二人が椅子を担いで現れた。

日焼けした浅黒い肌は筋肉で覆われ、身につけているものはピッタリと食い込んだスパッツのみであった。

モッコリした下半身の膨らみが、嫌がおうにも目についてしまう。

椅子を下ろすと女が座っていた。

縄で縛られている。

『おお・・・・』

場内にどよめきが起きた。

長い髪が肩先を超えて、後ろ手に縛られている手首まで垂れている。

髪の隙間から何重にもなった縄が、服の上からバストの輪郭をなぞるように身体を拘束しているのだが、その豊満な膨らみは縛られる事でより強調されて、ボタンを外したブラウスからブラジャーのカップが盛り上がるように覗かせていた。

真っ赤なミニスカートから伸びた細い足は内股に閉じられ、膝の上辺りでシンプルに縄がまきついているのだが、ヒールを履いているためにより長く華奢に見える。
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