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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第32章 思い出づくり
『どうですか、気分は・・・・?』

『んっ・・・・んふぅ・・・』

切ない吐息は、男が差し出すマイクを通して会場に響いている。

女が感じ始めているのは、誰の目にも明らかだった。

「す、すご・・・い・・・・」

香奈子は興奮で、思わず声を漏らしてしまった。

苦しそうに縛られていく女が、自分とイメージが重なってしまう。

その両足は膝が極端に折り曲げられ、太ももと足首がつくように縛られていた。

長い足が半分になり、大きく又を広げられている。

ライトが照らすステージは、暗闇の中で縛られた異様な姿を浮かび上がらせていた。

パンティーだけが残された股間は、三角形の切れ端から楕円形の陰毛が見え隠れしている。

『フフフ・・・・』
ムチを持つ女が近づくと、逆さまにした柄で股間の周りを撫で始めた。

『あっ・・・』

女は敏感に反応すると、顔をのけぞらせた。

『これじゃあ、よく見えないねぇ・・・』

そういうと、ポケットから取り出した鋏でジョキジョキとパンティーを切り裂いていく。

『ああっ・・・あっ・・・・あっ・・・』

敏感な場所をなぞる刃物の感触がいびつな快感を呼んでくるのか、女は引きつった声を出しながらもビクンビクンと身体を震わせている。

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