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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第36章 悪夢(第六部)
『あ、あぁ・・・・』

圭子はか細い声を漏らした。

その怯えた眼差しは、逆光に影になっている男を眩しそうに見つめている。

『ご気分はどうですか?』

シルクハットの男が優しい口調で言った。

ヘッドフォン付のマイク越しに、薄笑いを浮べる唇が歪んで見える。

『う、うぅ・・・』

起き上がろうとしたら、拘束されている事に気づいた。

(か、身体が・・・・動かない・・・)

両手と両足が、椅子に縛りつけらている。

制服姿の圭子は足を大きく広げられて、チェックのスカートが隠しているものの、危うくパンティーが見えそうになっていた。

『こ、ここは・・・・?』

顔を上げ、辺りを見廻すのだが強いライトの光でよく分からない。

『さて、お名前からお聞きしましょうか?』

男は何でもないような口調で聞いている。

『ええっ・・・?』

(何を言っているの、この人・・・?)

戸惑いの表情は、必死に理由を探していた。

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