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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第37章 愛情
「ちゃん・・・圭ちゃん・・・」

誰かが呼んでいる。

懐かしい声だ。

「大丈夫?・・・圭ちゃん・・・」

「う・・・ん・・・・」

長い睫毛がピクリと揺れ、瞳がゆっくりと姿をあらわせる。

目尻にたまった涙がひとしずく、頬を流れた。

「圭ちゃん・・・」

声のする方を見るのだが、まだ滲んだ視界は誰であるか分からせてはくれない。

「どうしたの?うなされていたわよ・・・」

頭を撫でる優しい手触りが、徐々に思考を蘇らせていく。

「ママ・・・・」

薄い唇が開き、かすれた声を漏らした。

「良かった・・・夢だったんだ・・・」

少女の頬が微かに緩む。

潤んだ瞳で見つめる表情にクスッと笑った。

「又、怖い夢を見たのね・・・」

コクリと頷く、いじらしい仕草が愛おしさをつのらせる。

「可哀想に・・・もう、大丈夫よ・・・」

顔を近づけ、そっと口付けをした。

少女の頬は、涙の味を伴って瑞々しい弾力を返してくれる。
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