この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第37章 愛情
「愛してるわ、圭ちゃん・・・」
込上げる愛情を囁きに変えて耳元に投げかけてやると、細い腕が巻き付いてきた。
「ママ・・・」
首筋にかかる熱い息にむず痒さを感じ、思わずギュッと抱きしめた。
「ママッ・・・ママァ・・・」
心地良い温もりに包まれた少女は、安堵と共に押えていた気持ちを一気に吐き出していく。
「うっ・・・ううううっ・・・・」
震わせる肩に、激情の強さが現れていた。
「あらあら・・・・」
香奈子は娘を抱いたまま、ベッドに身体を横たえた。
「よほど、怖い夢だったのね・・・」
あやすように言葉をかけながら、髪を優しくなでている。
「思い出すわね、小さい頃はこうして、抱いてあげてたのよ」
遠い目をしながら呟いている。
「うっ・・・ひっ・・・ううっ・・・」
泣きじゃくる声が、懐かしい頃を思い出させてくれる。
「テレビなんかで恐い場面をみた後は、必ずこうだった」
少女がまだ幼かった頃を。
「圭子はすぐに影響されるから、きっと私に似たのね」
「ママ・・・」
少女は顔をあげた。
涙で濡らした瞳が光を散乱させている。
「フフッ・・・・」
母は笑みを浮かべると、娘のおでこに額をくっつけるようにして囁いた。
「眠りなさい・・・」
間近にある美しい瞳を圭子はウットリと見つめている。
込上げる愛情を囁きに変えて耳元に投げかけてやると、細い腕が巻き付いてきた。
「ママ・・・」
首筋にかかる熱い息にむず痒さを感じ、思わずギュッと抱きしめた。
「ママッ・・・ママァ・・・」
心地良い温もりに包まれた少女は、安堵と共に押えていた気持ちを一気に吐き出していく。
「うっ・・・ううううっ・・・・」
震わせる肩に、激情の強さが現れていた。
「あらあら・・・・」
香奈子は娘を抱いたまま、ベッドに身体を横たえた。
「よほど、怖い夢だったのね・・・」
あやすように言葉をかけながら、髪を優しくなでている。
「思い出すわね、小さい頃はこうして、抱いてあげてたのよ」
遠い目をしながら呟いている。
「うっ・・・ひっ・・・ううっ・・・」
泣きじゃくる声が、懐かしい頃を思い出させてくれる。
「テレビなんかで恐い場面をみた後は、必ずこうだった」
少女がまだ幼かった頃を。
「圭子はすぐに影響されるから、きっと私に似たのね」
「ママ・・・」
少女は顔をあげた。
涙で濡らした瞳が光を散乱させている。
「フフッ・・・・」
母は笑みを浮かべると、娘のおでこに額をくっつけるようにして囁いた。
「眠りなさい・・・」
間近にある美しい瞳を圭子はウットリと見つめている。