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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第39章 弾けた理性
『ああっ・・・』

男の指が股間に伸び、むき出しになったヴァギナをなぞると顔を仰け反らせた。

『こんなに濡れて・・・いやらしい奥様・・・いや、香奈子さんだ』

『ああ・・・い、いやぁ・・・』

羞恥心で真っ赤になった顔を伏せると、床に落ちているローターが目に付いた。

まだ低いモーター音を鳴らしている。

衆目の前で味わったエクスタシーの確かな証拠がうごめいている。

ギラツイタ視線を飛ばすギャラリー達の群れの中に竹内がいる。

男が与えた試練が続けられていく。

『もっとギャラリーの方々に、よく見てもらいましょうか』

椅子に拘束されたまま、ステージ前まで運ばれる。

『香奈子さん・・・・』

シルクハットの男が耳元で囁く。

『今からセックスするところを、御客様に見てもらいますからね』

『あああ・・・』

眩しいライトが照らす香奈子の前を、筋肉質の男が立ちはだかる。

むき出しになった下半身も、逞しく聳え立っていた。

『さあ、入れますよ・・・』

香奈子の心を煽るように、言葉が投げられる。

(ああ・・・わ、わたし・・・今・・・)

セックスをしようとしている。
衆目が観る前で。

自分を犯そうとする男の身体越しに、竹内の顔が見える。

『もっと、楽しくさせてやるぜ・・・』

男が言ったのは、この事だったのだ。
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