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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第42章 盗み見(第七部)
※※※※※※※※※※※※※※※
この日も、そうだった。
「レディース、アンド、ジェントルマン!」
シルクハットの男の声がマイクを通してステージに響く。
「今宵も皆様のアイドル、矢島加奈子様においでいただいております」
拍手と歓声が起こる。
「ううぅっ・・・・」
後ろ手に椅子に縛られた香奈子にスポットライトが当たる。
豊満なバストを隠すのは細く黒い紐状のブラのみで、乳首はおろか、はち切れんばかりのふくらみの輪郭をなぞるだけだった。
長い両足の根元には、これも紐状のエナメルの布が申し訳程度に覆い、隠微さを強調している。
恥ずかしそうに俯きながら声を絞り出す姿が、ギャラリーの欲情をそそる。
(ああ・・・わ、わた・・・し・・・)
ステージ前の特等席に座る竹内に向けて哀願する表情は、やがて無駄なことと悟った。
そして切れ長の瞳から涙をにじませた光を散乱させた後、いつものように妖艶な色にそまっていくのだった。
香奈子はショー一番の人気女優になっていた。
美貌と清楚な雰囲気、プレイ直前まで見せる恥じらい等、どれをとっても一級品だった。
だから、マニアな観客にとってアイドル的存在なのだ。
若くて可愛い女はいくらでもいる。
だが、本物の令嬢、奥様である香奈子の生まれ持った気品には到底かなう訳はなかった。
香奈子自身も竹内の命令には逆らえず、むしろ自分から快楽を求めるようになっていた。
この日も、そうだった。
「レディース、アンド、ジェントルマン!」
シルクハットの男の声がマイクを通してステージに響く。
「今宵も皆様のアイドル、矢島加奈子様においでいただいております」
拍手と歓声が起こる。
「ううぅっ・・・・」
後ろ手に椅子に縛られた香奈子にスポットライトが当たる。
豊満なバストを隠すのは細く黒い紐状のブラのみで、乳首はおろか、はち切れんばかりのふくらみの輪郭をなぞるだけだった。
長い両足の根元には、これも紐状のエナメルの布が申し訳程度に覆い、隠微さを強調している。
恥ずかしそうに俯きながら声を絞り出す姿が、ギャラリーの欲情をそそる。
(ああ・・・わ、わた・・・し・・・)
ステージ前の特等席に座る竹内に向けて哀願する表情は、やがて無駄なことと悟った。
そして切れ長の瞳から涙をにじませた光を散乱させた後、いつものように妖艶な色にそまっていくのだった。
香奈子はショー一番の人気女優になっていた。
美貌と清楚な雰囲気、プレイ直前まで見せる恥じらい等、どれをとっても一級品だった。
だから、マニアな観客にとってアイドル的存在なのだ。
若くて可愛い女はいくらでもいる。
だが、本物の令嬢、奥様である香奈子の生まれ持った気品には到底かなう訳はなかった。
香奈子自身も竹内の命令には逆らえず、むしろ自分から快楽を求めるようになっていた。