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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第42章 盗み見(第七部)
「今日のゲストは何と、皆様のギャラリーの中から志願された女性なのです!」
【おおぉっー・・・!】
低いどよめきと数人いる女性達から甲高い悲鳴が重なり、ステージに届いた。
一人の若い女性が、香奈子と同じく椅子に縛られている。
スポットライトが照らす彼女も黒いブラ、黒い紐パンのみで乳首も茂みも大胆にさらされている。
香奈子と違うのは小刻みに震える全身と、囲まれたギャラリーの熱い視線に戸惑う表情だけだった。
その新鮮でウブな表情にシルクハットの男は嬉しそうにマイクを向ける。
「ようこそ、お嬢さん・・・。楽しいショーの始まりですよぉ」
「はぁ・・・ああぁ・・・」
女は興奮しているのか、紅潮した頬とその口元から切ないタメ息を漏らしている。
「お聞きしたところ、あなた自らがショーへの出演を望んだとか?」
明らかに付け髭だと分かるポワロのようなヒゲを触りながら男が聞く。
「ああぁ・・・」
声がつまり、女は答えることができない。
「たしかぁ・・・そう、あの人だ・・・彼ですかぁ?」
女を無視するように客席の奥に向かって顔を向けた。
女の視界に恋人の顔が見えた。
彼は興奮と後悔に唇を噛み、ギュッとした眼差しで見つめている。
【おおぉっー・・・!】
低いどよめきと数人いる女性達から甲高い悲鳴が重なり、ステージに届いた。
一人の若い女性が、香奈子と同じく椅子に縛られている。
スポットライトが照らす彼女も黒いブラ、黒い紐パンのみで乳首も茂みも大胆にさらされている。
香奈子と違うのは小刻みに震える全身と、囲まれたギャラリーの熱い視線に戸惑う表情だけだった。
その新鮮でウブな表情にシルクハットの男は嬉しそうにマイクを向ける。
「ようこそ、お嬢さん・・・。楽しいショーの始まりですよぉ」
「はぁ・・・ああぁ・・・」
女は興奮しているのか、紅潮した頬とその口元から切ないタメ息を漏らしている。
「お聞きしたところ、あなた自らがショーへの出演を望んだとか?」
明らかに付け髭だと分かるポワロのようなヒゲを触りながら男が聞く。
「ああぁ・・・」
声がつまり、女は答えることができない。
「たしかぁ・・・そう、あの人だ・・・彼ですかぁ?」
女を無視するように客席の奥に向かって顔を向けた。
女の視界に恋人の顔が見えた。
彼は興奮と後悔に唇を噛み、ギュッとした眼差しで見つめている。