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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第12章 母の携帯電話
(あああっ・・・・す、凄いっ・・・)

その迫力に圧倒された少女は、まるで自分が犯されているような錯覚を感じた。

『どうだっ・・・・どうだ、圭子ぉっ・・・』

男が叫ぶ名が自分に重なる。

『ああっー・・・・』

無意識に指が愛撫を始めていた。

『どうだっ・・・・返事をしろっ・・・・おらぁっ』

『は・・・・はぃっー・・・』

母の声が、圭子の気持ちをなぞっていく。

(ああ・・・気持ちいいっ・・・・ああ・・・お、おじ様ぁ・・・・)

電車で痴漢された時以上に、リアルに男を感じていた。

『ああああ・・・・ああー・・・・』

絶頂に上り詰めた瞬間、男がそこにいた。

『おおおおお、け、圭子ぉー・・・・』

遠ざかる意識の中で、自分の名を呼ぶ竹内の声が響いていった。

「はぁ・・・・・・」

何度目かのため息が深夜の部屋に、こぼれた。

圭子は決心するように、携帯電話を開いた。

画面が明るくなり、母の映像が浮かんだ。
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