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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第15章 竹内
(何で・・・・何で奴だけが、こんな良い目に会うんだ?)
晴彦に対する嫉妬と憎しみが、一気に増幅する。
『うおおぉー・・・・』
一人、大きな声で叫んだ。
香奈子に出会った事で、恋に落ちた事で改めて自分の人生の惨めさを知ったのだ。
(俺は一生、指を咥えながらアイツを羨み続けるしかないのか?)
『くそっ・・・くそぉっー・・・・』
果てしなく続きそうな心の闇に向かって、何度も叫んでいた。
その日から竹内の人生は変わった。
けちな勤めを捨て、裏の世界へ入っていったのだ。
(世の中は金だ。少なくとも、俺みたいなブ男にはそれしかないんだ)
ぬくぬくと大学院まで進み絶世の美少女をいとめ、しかも資産家の跡とりとして大きな会社を継ごうとしている晴彦に、メラメラと闘志がわくのだった。
(いつか・・・・いつか、見返してやる)
『きっと、遊びにいらして下さいね』
優しく微笑む少女の面影を胸に抱き、竹内は働き続けた。
晴彦に対する嫉妬と憎しみが、一気に増幅する。
『うおおぉー・・・・』
一人、大きな声で叫んだ。
香奈子に出会った事で、恋に落ちた事で改めて自分の人生の惨めさを知ったのだ。
(俺は一生、指を咥えながらアイツを羨み続けるしかないのか?)
『くそっ・・・くそぉっー・・・・』
果てしなく続きそうな心の闇に向かって、何度も叫んでいた。
その日から竹内の人生は変わった。
けちな勤めを捨て、裏の世界へ入っていったのだ。
(世の中は金だ。少なくとも、俺みたいなブ男にはそれしかないんだ)
ぬくぬくと大学院まで進み絶世の美少女をいとめ、しかも資産家の跡とりとして大きな会社を継ごうとしている晴彦に、メラメラと闘志がわくのだった。
(いつか・・・・いつか、見返してやる)
『きっと、遊びにいらして下さいね』
優しく微笑む少女の面影を胸に抱き、竹内は働き続けた。