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新解釈 紺屋の女房
第2章 久蔵の筆下ろし

「湯が沸いて用意ができました」

久蔵がそう告げると
昨日と同じように三助を命じた。

「三助ならば私が…」

お加代が三助をすると申し出たが

「女のお前に
背中を流してもらっても気持ちよくない。
男の手で力強く擦ってもらいたいんだよ
お加代、お前は店先を掃除しな!」

店先の掃除は久蔵の仕事だっただけに
お加代は不服そうに頬を膨らましながらも
竹箒を手に取ると表(おもて)に出ていった。

「さあ、久蔵いらっしゃい」

お玉は我れ関せずと風呂場に向かった。

「やれやれ、困ったものだ」と
亭主の吉兵衛は店の開店時間が迫っていたので
慌てて店に出ていった。

「女将さんの言い付けだもん、
仕方ないですよね」と
周りのものを納得するように言い訳すると
困ったような表情をしながらも
心をときめかせて久蔵は
褌一丁の姿になると風呂場へと足早に向かった。

風呂場では昨日と同じくお玉が
全裸で待ち構えていた。

「久蔵、お前も褌(ふんどし)を解いて裸になるんだよ」と素っ裸になることを命じた。

久蔵は昨日の尺八(フェラチオ)を思いだし、
すでに股間の珍宝(ちんぽ)は仁王立ちであった。

「うふふ…やはり若いってのは素晴らしいわね」

お玉は激しく勃起している久蔵の珍宝(ちんぽ)に
頬擦りしてうっとりとした表情をした。

「久蔵、お前は女(おなご)を知ってるのかえ?」

そう聞かれて久蔵は激しく首を振った。

5歳の時にこの店に売られてから
13歳になる今日まで
女(おなご)の手さえ握ったことがなかった。


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