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新解釈 紺屋の女房
第4章 おかみさんの情け
自然と二人の体勢が崩れ
お玉の体が久蔵の体の上にのし掛かっていた。
「久蔵、これが四十八手のひとつ『二つ巴』(69)だよ
互いに大事なところを舐め合いましょ」
確かにこれだと互いに舐め合う事ができる!
久蔵は強めの女臭のする鮑(あわび)のような女陰(ほと)に
吸い付いた。
途端に、お玉が珍宝(ちんぽ)を口から離し
背を仰け反らせて体を震わせた。
お玉は解いた自分の寝巻きの紐で猿ぐつわを作って
口に噛ました。
女将さんと通じ合うなどもっての他、
ただでさえ密通なのに、
今では血縁のない義理とはいえ親子なのだから
近親相姦というおまけ付きなのだから
何がなんでも人に知られることだけは
避けなければならない。
お玉とて、その事は重々承知しているので
うっかり声を漏らさぬように先手を打ったのだ。
猿ぐつわのお陰で
お玉の喘ぎ声は「う゛う゛ぅ…」と呻き声となり
夜の戸張に消えた。
それならば、もっと激しく責め立てる事ができると
女陰(ほと)を舐める久蔵の舌の動きに
いやらしさが増してゆく。
黒いわらび餅のような小陰唇もちゅばちゅばと舐め上げ
ぶっくり飛び出たおさね(クリトリス)を
舌先でグリグリと押し込んでやった。
お玉は久蔵の体の上で蛇のように体をくねらせ
早くハメてほしいとばかりに握りしめた珍宝(ちんぽ)を
激しく上下に擦った。
頃合いを見計らって体を入れ替え、
お玉を組し抱くとお玉の手首を握って布団に押し付け
手の自由を奪った。