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人妻 真子〜情事の果てに〜
第3章 Day 2
真子の胸は小さい方ではない。
むしろ大きい方だ。

夫はそれほど性欲が強い方ではないが、それでも結婚前に付き合っていた頃は気持ちの籠った前戯をしてくれたし、私の胸を愛してもくれた。

胸の谷間に顔を埋め、
「真子、愛してるよ……」
と囁き、クリトリスにも適度な刺激をくれ、「イク」という感覚を教えてもくれた。

夫はそんな愛の行為を何処かに置いてきたようだ。

服の上から置いていた左手を今度は服の中に入れてみた。
ブラと乳房の間に手を忍び込ませ、右側の乳首を軽く摘んでみる。

声が漏れる。

夫は私のこんな行為を想像だにしないだろう。

少し強く揉んでみる。

気持ちいい。

乳首がやや尖ってきたようだ。

声を出したい衝動を抑えながら、右手をショーツの中に忍び込ませた。

クリトリスは既に十分な潤いを保ち、いつでも指の愛撫を受ける態勢が出来ている。

クリトリスの先端を探り当てると中指の腹でそっと撫でた。

ソフトタッチの刺激に身体中に電流が走る。

これもこの半年の自慰行為の「成果」だ。

陰唇を剥き出しにし、クリトリスを露わにすると、その尖りを摘んだり、弾いたり、くすぐってみたり、と官能の喜びに打ち震えながら、両手の刺激を止めることはなかった。

真子はハッとして我に返った。

いつの間にか真子は、自慰行為の最中にインストラクターとの行為を思い浮かべていたのだ。
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