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人妻 真子〜情事の果てに〜
第12章 Day 5-2
いったい何なのだろう、この安らぎは。
真子は今までに味わったことのないこの感覚に戸惑っていた。
激しさの後に訪れる平穏。
快楽が快楽以上のものをもたらす神秘。
それはこれまでの男や夫からは得たことのないものだったし、真子自身の自慰行為からも決して得られないものだった。
これが逝くということなのか……
絶頂の先にあるもの……
肉体の悦びを越える精神的な悦び……
いくらでも表現できるようでもあったし、いくら表現してもし尽くせるものでないようにも思われた。
何という境地だろう……
エクスタシーの先にこんな世界が広がっていようとは……
真子は態勢を変え、洋介の胸に顔を埋めると自然と言葉が出た。
「ありがとう、洋介……ありがとう……」
なぜだか分からない。
自分でもよくわからなかった。
しかし自然と口を突いて出てきたのだった。
そして目頭に熱いものが込み上げ、頬を伝うのだった。。。
真子は今までに味わったことのないこの感覚に戸惑っていた。
激しさの後に訪れる平穏。
快楽が快楽以上のものをもたらす神秘。
それはこれまでの男や夫からは得たことのないものだったし、真子自身の自慰行為からも決して得られないものだった。
これが逝くということなのか……
絶頂の先にあるもの……
肉体の悦びを越える精神的な悦び……
いくらでも表現できるようでもあったし、いくら表現してもし尽くせるものでないようにも思われた。
何という境地だろう……
エクスタシーの先にこんな世界が広がっていようとは……
真子は態勢を変え、洋介の胸に顔を埋めると自然と言葉が出た。
「ありがとう、洋介……ありがとう……」
なぜだか分からない。
自分でもよくわからなかった。
しかし自然と口を突いて出てきたのだった。
そして目頭に熱いものが込み上げ、頬を伝うのだった。。。