この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
見習いドS彼氏
第12章 トラップ
連絡を取り合っていた弥生の携帯にメールをしても電話をしても応答はなかった。
宛先不明で返ってくることがないのが救いではあったが返信がなくては手の打ちようがない。
得体の知れない力に薄気味悪さを覚えながら智輝は次の一手を考えていた。
明日今日の出来事を留美に話をして相談をしてみようかと考えていたところにメールが届いた。
智輝は慌てて携帯を手に取る。
メールの差し出し人は西野弥生であった。
『これから来ていただけませんか? 大切なお話があります。荒井さんについてのことです』
手短に書かれた本文のあとに場所が指示されていた。
智輝に迷う理由はなかった。
上着だけひっかけると大慌てで指示された場所へと向かう。
(奈緒っ!! 待っててくれっ!!)
たとえ罠であっても構わなかった。
それが奈緒を探す手懸かりとなる罠であるのならば。
宛先不明で返ってくることがないのが救いではあったが返信がなくては手の打ちようがない。
得体の知れない力に薄気味悪さを覚えながら智輝は次の一手を考えていた。
明日今日の出来事を留美に話をして相談をしてみようかと考えていたところにメールが届いた。
智輝は慌てて携帯を手に取る。
メールの差し出し人は西野弥生であった。
『これから来ていただけませんか? 大切なお話があります。荒井さんについてのことです』
手短に書かれた本文のあとに場所が指示されていた。
智輝に迷う理由はなかった。
上着だけひっかけると大慌てで指示された場所へと向かう。
(奈緒っ!! 待っててくれっ!!)
たとえ罠であっても構わなかった。
それが奈緒を探す手懸かりとなる罠であるのならば。