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見習いドS彼氏
第6章 夜の散歩道
「ごめん、奈緒。一緒にイカせてやれなかった……」
トレンチコートを着せた奈緒と芝生の上で重なりながら智輝は謝った。
「そんなこと、いいよ」
奴隷モードではなく明るく気さくな恋人の声で奈緒が答えた。
「女の子はね、別にイカなくたって大丈夫なの。愛されてるって感じられる方がよっぽど大切。……それに奥をグリグリされて頭が変になるくらい気持ちよかったんだから」
「そんなもんなんだ……」
「そんなもんなんです」
奈緒は甘えるように智輝の胸に顔を押し当てた。
奈緒の肌のぬくもりが服越しに感じられた。
その体温を感じると智輝は幸せな気持ちになる。
そして奈緒をもっと幸せにしてやりたいと心から願った。
そんな気持ちを言葉にすることが難しく、智輝はただ奈緒をぎゅっと抱きしめた。
「んっ……」
智輝の気持ちを感じたのか奈緒は昼寝をする猫のように目を細めて抱きしめられるがままに身を預けていた。
トレンチコートを着せた奈緒と芝生の上で重なりながら智輝は謝った。
「そんなこと、いいよ」
奴隷モードではなく明るく気さくな恋人の声で奈緒が答えた。
「女の子はね、別にイカなくたって大丈夫なの。愛されてるって感じられる方がよっぽど大切。……それに奥をグリグリされて頭が変になるくらい気持ちよかったんだから」
「そんなもんなんだ……」
「そんなもんなんです」
奈緒は甘えるように智輝の胸に顔を押し当てた。
奈緒の肌のぬくもりが服越しに感じられた。
その体温を感じると智輝は幸せな気持ちになる。
そして奈緒をもっと幸せにしてやりたいと心から願った。
そんな気持ちを言葉にすることが難しく、智輝はただ奈緒をぎゅっと抱きしめた。
「んっ……」
智輝の気持ちを感じたのか奈緒は昼寝をする猫のように目を細めて抱きしめられるがままに身を預けていた。