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第6章 海斗の初体験と澪の中イキ

澪が情緒不安定になってネガティヴな思考に入った原因…欲求不満と2日後に始まった生理のせいだと思った…

…ちょっと気をつけないとな…

空はそう思った…しかし陸上を彼女で疎かにするつもりは全くない…陸上、彼女、学業の３つを両立させる…

空と同様に澪も相当モテる…狙っている奴がウヨウヨいる事は知っている…今さら手放す気は無い…

昼休みになって珍しく海斗に呼び出された…その日は澪は茉莉花達と一緒で空も昼休みは親の作った弁当だった…

海斗に付いて水泳部の用具室に隣接した更衣室に入って…

空「？？？なんだよ？こんな所まで…」

海斗「…夏休みの終わりにさ…茉莉花に誕生日にやらせて欲しいって言ったら…」

空「ふうん…OKしてくれたんだ？良かったじゃん…童貞卒業じゃんか…」

海斗「まぁそれはめちゃくちゃ嬉しいんだけどさ…ホテルとか諸々ちょっと教えてくれない？」

空「はっ？調べたらいくらでも出て来るだろう？」

海斗「いや…まぁ出てくるよ…」

空は海斗が言葉を濁していて実際に聞きたい事は別にあるとピンと来た…

空はニンマリして肩を抱いて…

空「お前…聞きたいのそれじゃねぇだろう？入ったあとが知りたいんだろ？」

海斗「うっ…ま、まぁ…色々失敗談とか聞くしさ…」

空「良いよ…大まかにしか教えてやれないけど…そうなって困らないくらいは教えてやるよ…で？何処から言えば良いんだよ？」

海斗「…空…助かる…最初からかな？」

空「ホテルは部屋までは調べたら分かるからそのあとだな？」

頷く海斗に…

空「うーん…女の子の性格によるだろうけど…入ってすぐ押し倒すな…1番はこれ…俺もしなくて良かったと思う…」

海斗「えっ…お前良く我慢したな？」

空「あたり前だろう？相手が初めてじゃ無いならそれも手だとは思うけど…向こうも初めてなんだ…もう緊張してガチガチ…それ押し倒して出来ると思う？」

海斗「…出来ないな…」

空「だろう？まぁ相手次第だけどさ…向こうもホテルなんて初めてだから女の子受けするホテル？選んで内装諸々に興味持ってもらう…だからホテルの部屋は相手に選んで貰った方がいい…俺もずっとそうしてる…」

海斗「？？パネル見たいなのから選ぶんだよな？興味持つような部屋あるのか？」