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第18章 永遠に

数時間後…空が立ち会う中…

赤ちゃん「オギャーオギャー…ぅう…オギャー」

と大きな声で泣き澪が看護婦さんに抱かれた子を自分の胸元に抱いて泣きながら…

澪「空…」

空「澪…お疲れ様…めっちゃ可愛い…」

そう言った空にも抱かせてくれ…

…！！ううっ…か、可愛い…

少しして看護婦さんに連れられて後産の処理を終えて澪に付いて病室に入って行ったが互いの両親は居ないままで…

空「皆どこ行った？」

澪「赤ちゃん見に行ったんだよ…」

空「！！ズルい！」

そう言ってもそばは離れず頭を撫でて…

空「ずっと居るから…休みな？」

そう言われ疲れからスースーと寝てしまいお互いの両親が入って来たので唇に指を立てて澪を指して廊下を指して空も廊下に出た…

母「物凄く可愛いかったわ！澪ちゃんに似ればいいけど…」

などと勝手な事を4人で話しているので…

空「あっ…名前…聞きたい？」

そう言うと揃って頷き…

空「…澪空（れいら）」

漢字を聞かれて2人の名前を合わせたと言って携帯に書いて見せた…

澪が疲れて寝たのでとりあえずその後両親達は帰宅した…

空は澪の様子を見て娘を見に行ってしばらく眺めてニヤニヤしていた…海斗のところも年明けに男の子を無事産まれて澪の出産が終わり数日後海斗と陸の夫婦も揃って顔を見せて女達は皆幸せそうだった…

そして2人が退院する日に空は仕事を休み2人を連れてマンションに帰って来て居た…

澪空のベットや諸々は周りからのお祝いでほぼ空達が揃える必要がないほどだった…

空「澪空〜」

澪に抱かれている顔を覗いて頬をツンツンしながら呼ぶとニコっと笑うのを見たさにそうしている…

澪「目元が空にそっくりだねー」

空「クス…顔立ちは殆ど澪だよ…可愛いくなるな…」

少しして授乳する澪を見ながら…

空「ああ…おばあちゃん達が見に来るらしいから…あと澪のところも…ちょっと大変かも…」

澪「クスクス…大丈夫だよ…」

空「ならいいけど…無理するなよ…自分優先して良いから…」

澪「うん！ありがとう！」

授乳が終わりゲップをさせて少しすると寝てしまったのでベビーベットに寝かせて

空「澪…こっち来て…」