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幼なじみとSEX×5 〜ダメだとわかりながら抗えないカラダ〜
第3章 【Chapter3/溺れていくカラダ】
本当に良かったのだろうか。
京ちゃん以外を家に入れて。
この前は5人だったから致し方なく…だったけど。
そういや全員に家知られてるんだよね。
次々に来られたらどうしよう。
Tシャツに短パン……はやめてスエットパンツにした。
「わぁ、色気ねぇ〜」って悪かったわね。
「いっくんに色気使ったって仕方ないでしょ」と髪をアップにしながらコンビニ袋の中を覗き込んだ。
好きなのどうぞって全部私好みのお酒ばっかだ。
サシ飲みなんて緊張しちゃうのかなって思ってたけど、人懐っこいから身構える事もなく、会えてなかった頃の写真を見せてくれながら思い出話に花が咲いた。
アルコールも回ってきたせいか、熱いとパーカーを脱いだいっくんは半袖のTシャツだったけど腕の筋肉が筋立ってて思わず見惚れてしまった。
「ヤバ、見過ぎでしょ、なに?筋肉フェチ?俺鍛えてるのよ、こう見えても」
「うん、すごーい……全然気付かなかったケロさ…」
「プハッ!気付かなかったケロさって何だよ!呂律回ってねぇ!アハハ…!紘子ヤバ過ぎ、クソウケる!」
「違う、気付かなかったけどさってちゃんと言ったよ」
「いや、言えてなかった……ブハハハ!」
「もう、何なの……何言おうとしてたか分かんなくなったじゃん、いっくんがケロケロ言うから」
「分かんなくなったの?お前そういうとこ昔から変わんなくて可愛いね」
「昔からってケロケロ言ってたの?私」
「ブハハハ…!もうやめて、紘子」
訳の分からぬままいっくんが目の前で笑い転げている。
そのまま床に寝転んで「泊まっていい?」って聞いてくるから私も悪ふざけで「ダメだケロ」と言って笑ったら急にムクッと起き上がって抱き寄せられた。
まだそんなに酔いは回ってなかったのに抵抗すらしないのは居心地が良かったから…?
「あぁ、やべぇ、セックスしてぇ」
耳元で言われた言葉にピクッと反応してしまった。
見つめ合ったら最後なんて誰が予想出来るの。
「紘子、俺、お前じゃないとヤダ」
唇が触れた時、もう終わりだ…と悟った。
堕ちてる自分がどんなに罵っても蔑んでももとには戻らない。
なんで……?動けない。
いっくんの舌に酔いしれて押し倒される。