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幼なじみとSEX×5 〜ダメだとわかりながら抗えないカラダ〜
第5章 【Chapter5/蝕まれていくカラダ】
「え、会った事あるの?めちゃイケメンだったよね」と盛り上がる2人そっちのけで本気で消し方を検索してる。
だって、昨日の相手は彼ピじゃないもん。
やたら入り浸るいっくんだ。
あれから何度か4人は被らないように私の家に来る。
一番少ないのは透真くん。
忙しいみたい。
皆それぞれ仕事してるのに京ちゃんより来るって何なの。
そう考えたら本当に京ちゃんも仕事なのかなって過ぎっちゃう。
ダメダメ、マイナス思考は天敵。
「だいぶ消えなさそうだね、めっちゃ噛まれてる、痛かったでしょ?どんなプレイしてたのよ」って職場でヤメて。
言えないよ、失神するまでイかされてた…なんて。
でも京ちゃん風邪ひいたって大丈夫かな。
大事を取って会わないって言ってくれてるんだよね。
週末まで3日もあるのに。
結構拗らせてるのかな。
ていうかまだシェアハウスに居るんだよね。
男ばっかでろくなもの食べてないんじゃ…?
「ねぇ、今夜じっくり聞かせてよ」
「あぁ、ごめん、その彼ピ、風邪ひいたみたいだから看病しに行くわ」
「だからどんなプレイなのよ、風邪ひくほど!?」
「その話はまた今度ね」
(大丈夫?ゆっくり休んでね、無理しないで)とだけ返して午後からの業務にあたった。
既読がつく事もなく退社時刻になったけど。
色々考えて辿り着いたのはもう行っちゃえ作戦だった。
食材やスポーツドリンク等を買って遂に来てしまった5人のシェアハウス。
うーん、本当はもう来ることはないかなって思ってたんだけど、京ちゃんがダウンしてるならやっぱり放っておけなくて。
インターホンを鳴らしても誰も出てこない。
え、どうしよう。
連絡するべきだったか。
3回目押した時にやっと鍵が開いた。
フラフラしながら出てきた京ちゃんに思わず駆け寄る。
「あ、ごめん、しんどいよね」
「え……?あ、紘子!?ごめん、俺…」
「とりあえず寝よう、部屋まで大丈夫?」
「うん、大丈夫…」
身体を支えて部屋まで運ぶ。
やっぱり熱あるんだね。
マスクしてるけど呼吸も苦しそう。
熱を測ったら38度7分、Tシャツも着替えさせて氷枕で寝かせた。