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魔法少女は時給700円!
第3章 第二話☆カッパ先生の服装検査
「…先生は操られてる間の記憶がないはずだから、アカネも早く忘れたほうがいいよ」

「…うん」

涙をそっと拭い、タヌキチが差し出すポチ袋の中身を確認したアカネは、烈火の如く怒った。

「なんで700円よ!?」

空のポチ袋を、床にペチィッと叩きつける。

「あんな長い時間エッチなことされまくって、1時間分だけってオカシイでしょッ!」

「でもアカネがいたのは亜空間でしょ?この街の通常空間だと経過時間は1時間だったんだよねぇ」

「ウソだ!!」

アカネはショックのあまり膝をついた。

「最初に言った通り、危険手当ても時給に含まれてるし…ゴメンね(^_-)」


全然悪いと思ってなさそうな態度で、タヌキチはアカネに詫びた。




******三話に続く******


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