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淫夢鉄道の夜
第2章 ヤリサーのリーダーだった男
そんな友樹の心を見透かすように佐藤が、

「ヤッてる時の顔もきれいでしたよ。こう眉を寄せて切なそうに喘ぐんです」と言った。「おっぱいも大きかったでしょう。突くたびにプルンプルンと揺れてね。アソコの締まりも最高でしたね。可愛い声でイクっ叫びながらギュッと締め付けてくるんです。しかも、生でするのが大好きな子でね。いつも中出しでした」

「な、中出し――!」

あのきれいな人がまさか――。頭の中で佐藤が笑いながら篠崎彩香に中出ししている姿が浮かんできた。真っ赤に膨れた肉棒がドクドクと脈打ちながら精液を注入していく――。

身体が熱くなった。思わず手で額の汗を拭った。

そんな友樹を佐藤は妖しい光を帯びた目で見つめている。

「よければ、もっとちゃんと話しましょうか」

「ぜひ、聞かせてください」

友樹が火照った顔で頷いた。

フフ。佐藤は口の端を軽く上げると、

「じゃあ、ちょっとだけ」

間をとるようにウイスキーを舐めてから、ゆっくりとしゃべり出した。
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