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縛られたい
第9章 本当のプロポーズ〜まりあ
バスローブを羽織って部屋に出てソファに座ると、
パタパタとタオルで扇いで心配そうな顔をする。


「湯あたりしちゃいました」と言うと、
冷蔵庫からペットボトルのお水を出して、
蓋を開けて渡してくれるので、
コクリと飲むと、
阿部さんがその後、そのお水を一気に飲んでしまう。


「あっ。
ごめん」ともう1本持ってきてくれて、
蓋を開けて渡してくれるので、
頬にペットボトルを当てて冷やしてみた。


「まりあさん、可愛い。
俺、なんか骨抜きなんだけど?」


「えっ?」


「なんか、夢のようだよ。
こんなに可愛いお嫁さんとか、
嘘みたい」


「まさとさん、大袈裟ですよ?」


「いや、本当に!
これからもずっと、
宜しくお願いします」と頭を下げるので、
私も同じように頭を下げて、
「これからも末永く宜しくお願いします」と言うと、
ギュッと抱き締められて瞼にキスをされた。



「ずっとこうしていたいけど…、
優斗が帰宅する時間になるもんな?」


「帰りにスーパーでお買い物したいかも!」


「うん。
そうしよう。
でも、その前にもう一度、
キス、したいな」と言って、
唇を指先でそっと撫でる。


私は瞳を閉じると、
大きな両手で頬を包むようにしてゆっくりキスをされた。

頬を撫でながら首筋をゆっくり触って抱き締めると、
背中と髪をゆっくり撫でて、
何度も何度もキスをして、
「愛してるよ」と言われていると、
本当に心の底から愛されていると感じることが出来た。


私も阿部さんの背中に手を回して、
そっと背中を撫でながらキスを返して、
「まさとさん、大好き。
愛してます」と囁いた。


ようやく、本当にプロポーズされて、
入籍して夫婦になれたと実感出来た気がした。
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