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縛られたい
第11章 まりあさんの過去〜阿部
部屋に戻って、並んで歯磨きをする。
その様子が子供みたいで可愛くて、
俺はニヤけてしまう。


「寝る時って、いつもTシャツとパンツですよね?
Tシャツ、出しますか?」と訊かれて、
「全裸で寝たいけど、嫌かな?」と言ってみる。

「ホントは俺、家でも全裸かパンツ一丁で寝てたんだけど、
流石に和室でみんなで寝る時には、そういう訳にはいかないからさ」

「私も、脱いじゃおうかな?
浴衣だと、はだけちゃって、
結局捲れ上がって紐しか残ってない…みたいになりそうだから…」


灯りを消してから、
まりあさんは後ろを向いて浴衣をスルリと脱ぐ。

暗がりにボンヤリ、
白い肌が浮かぶ。


「おいで?」と手を引いて、
布団の中に優しく引っ張り込んで、
抱き締める。

まりあさんの小さい身体は、
すっぽりと俺の腕の中に包まれてしまう。

すべすべで柔らかい肌は、
触れているだけで気持ち良い。


額と頬にキスをしてから、
唇にもゆっくりとキスをして、
舌を絡めて背中を撫でる。

大きくて柔らかい胸が俺の胸に当たって、
フワフワで天国のようだ。


ヤバい。
また、俺のムスコは、
勝手に大きくなってしまう。


「まさとさん、また元気になってる」とまりあさんが恥ずかしそうに笑う。


「でも、痛くなっちゃうといけないからね?」と言って、
俺は努めて冷静になろうとしてみる。


「こんなにナカに出してたら、
子供、出来るかな?」と言うと、

「私、子供が出来ないから…」と唇を噛み締めて言う。


「あのさ、病院で調べてみたの?」と訊くと、
まりあさんは首を横に振る。


「結婚してた時にね、
子供を作るからって、基礎体温測らされて、
排卵日に毎回、家に呼び出されて、
何度もされたの…」


「ん?
呼び出されてって?」


「えっとですね…。
同居はしてなかったんです」


「えっ?」


「歳が離れてて、
私の母が反対するだろうからって、
最初は内緒で付き合おうって言われて…。
お付き合いしてた時も入籍後も…。
通い婚みたいでした」


「歳、そんなに離れてたの?」


「私、そういうこと、
全然気にならなくて、
最初、ちゃんと確認してなかったんですけど、
30歳以上離れてました。
だって、小さい頃から診て貰ってたホームドクターだったんですもの。
そりゃ、それくらい離れてますよね」
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