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縛られたい
第15章 元夫さんの手紙〜阿部
子供のDNA検査の結果と、自分の不妊宣告のような検査結果を取りに病院に行った時、
本当に偶然、まりあちゃんとまりあちゃんの再婚相手と会えた。
子供も授かったと聞いて、
心の底から良かったと思った。
それは、僕では叶えてあげられないことだったから。
セックスも、
全然、まりあちゃんに良い思いをさせてあげられなかった。
自分に自信も持てなくて、
本当に可哀想なことをしてしまった。
でも、
小さくて可愛いまりあちゃんを見てると、
征服欲とか、少し意地悪なことをしたいという気持ちを持つのは、
ある意味、男として健全な欲望だったのではと思う。
まりあちゃんにしても、
子供のころから、
男の子になりたかったと言うほど、
お転婆で負けず嫌いな反面、
甘えたかったり、
命令されたり、
支配されることについては、
心の奥でそうさられたいという欲求を持っているように感じることがあった。
例えば、
後ろから挿れながら、
お尻を叩いたりした時、
明らかに子宮が収縮して濡れるのを感じたし、
目隠しや縛られてするのも、
怖がらせることさえなければ、
もっと楽しめたのにと、
今更ながら悔やんでいる。
阿部さん、
勝手なお願いだとは思いますが、
自分が出来なかった分、
まりあちゃんをたくさん、歓ばせてあげてください。
お見受けしたところ、
僕ほどではないけど、
まりあちゃんよりかなり歳上に感じました。
色々なことを試したりして、
若いまりあちゃんをいつまでもたくさん、
愛してあげて欲しい。
〜※〜※ 〜※〜※ 〜※〜※ 〜※〜※ 〜※〜※〜
元夫さんの残したものは、
このレポート用紙で終わっていた。
なんとも言えない気持ちで、
その用紙を箱に戻して、引き出しの奥に入れた。
2人の年齢差。
衰えていく自分。
勃たなくなるかもしれない恐怖。
経験が殆どない純真なまりあさん。
自分で育てて開花させたいという気持ち。
色々なものに押し潰されそうになって、
正気を失うというか、
迷路に落ちてしまったのかもしれない。
勿論、まりあさんに酷いことをしたことは、
許されることではない。
けれども…
合意の上で、
そういうことをしていたら?
元夫さんに対して、
僅かながら共感を覚えてしまって、
その気持ちが心の奥に静かに沈んでいった。
本当に偶然、まりあちゃんとまりあちゃんの再婚相手と会えた。
子供も授かったと聞いて、
心の底から良かったと思った。
それは、僕では叶えてあげられないことだったから。
セックスも、
全然、まりあちゃんに良い思いをさせてあげられなかった。
自分に自信も持てなくて、
本当に可哀想なことをしてしまった。
でも、
小さくて可愛いまりあちゃんを見てると、
征服欲とか、少し意地悪なことをしたいという気持ちを持つのは、
ある意味、男として健全な欲望だったのではと思う。
まりあちゃんにしても、
子供のころから、
男の子になりたかったと言うほど、
お転婆で負けず嫌いな反面、
甘えたかったり、
命令されたり、
支配されることについては、
心の奥でそうさられたいという欲求を持っているように感じることがあった。
例えば、
後ろから挿れながら、
お尻を叩いたりした時、
明らかに子宮が収縮して濡れるのを感じたし、
目隠しや縛られてするのも、
怖がらせることさえなければ、
もっと楽しめたのにと、
今更ながら悔やんでいる。
阿部さん、
勝手なお願いだとは思いますが、
自分が出来なかった分、
まりあちゃんをたくさん、歓ばせてあげてください。
お見受けしたところ、
僕ほどではないけど、
まりあちゃんよりかなり歳上に感じました。
色々なことを試したりして、
若いまりあちゃんをいつまでもたくさん、
愛してあげて欲しい。
〜※〜※ 〜※〜※ 〜※〜※ 〜※〜※ 〜※〜※〜
元夫さんの残したものは、
このレポート用紙で終わっていた。
なんとも言えない気持ちで、
その用紙を箱に戻して、引き出しの奥に入れた。
2人の年齢差。
衰えていく自分。
勃たなくなるかもしれない恐怖。
経験が殆どない純真なまりあさん。
自分で育てて開花させたいという気持ち。
色々なものに押し潰されそうになって、
正気を失うというか、
迷路に落ちてしまったのかもしれない。
勿論、まりあさんに酷いことをしたことは、
許されることではない。
けれども…
合意の上で、
そういうことをしていたら?
元夫さんに対して、
僅かながら共感を覚えてしまって、
その気持ちが心の奥に静かに沈んでいった。