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縛られたい
第16章 縛られたい〜まりあ
たっぷり愛し合って、
のんびり温泉に浸かって、
美味しい食事をして、
また愛し合って眠った。


それでも、
やっぱり子どもたちと早く会いたくて、
早めにチェックアウトして、
干物なんかを買って帰宅した。




「リフレッシュ出来たの?」とゆりあさんに言われて、
なんだか紅くなってしまう。

賢人は2日で少し大きくなったような気がした。

優斗くんも、背が伸びたみたいで、
賢人を遊んでくれたりしてるようだった。




その後、ネットショップでロープとか、フワフワした手錠とか、
ブルブルするお道具を買った阿部さんは、
時々、嬉しそうにそれを使ったりしている。

「うーん。
縛るの、難しいな。
今度、習いに行こうか?」と、
訳の分からないことまで言っているけど、
一番気持ちが良いのは、
目隠しと手首だけ縛られてたっぷり舐められてから挿入してもらうことで、
そう言うとまた嬉しそうにしてくれる。


私も時々、同じことを阿部さんにしてあげたりもしてた。




縛られたい。
そして、縛りたい。

それで、たくさん愛したい。



お互いにそう思っていた。




そして、今なら阿部さんが言っていた、
「元夫さんの気持ちが少し判る」というのが、
自分でも理解出来た。


そして、その背景には、
自分の中の奥深くに潜んでいた、
「縛られたい」という欲望があったような気がした。


そして、縛って動けない阿部さんを、
たくさん気持ち良くさせることでも、
気持ち良さを感じる自分も居た。


二つの相反するような欲望を抱えていて、
それに気づかずにいたのかなと思った。
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