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縛られたい
第2章 仕事、そして阿部さんの家族とのあれこれ〜まりあ
「えっと…ここって…」
「誰にも聞かれたくなくて。
こんな処しか思いつかなくて…」
2人でソファに並んで座ってみたけど、
なんか気まずい。
目の前に、ドーンとダブルベッドがあって、
その向こうに大きな鏡がある。
上を見ると天井にも鏡がある。
「なんか…スゴイですね?」と言って、
阿部さんのことを見ると、
私のことを見て少し困った顔をして立ち上がってベッドの方に座った。
「近くに座ってると、ほら、
俺、オオカミになるかもしれないし。
誰も居ない処で話が出来る場所、
ラブホしか思いつかなかった。
あ、カラオケボックスとかもあったのか。
ごめん。
ここ、駅の近くにあったから…」と言う。
「えっと、オオカミになったら、
私、投げ飛ばしますからね?
こう見えても私、
合気道やってるんですよ?」と笑ったけど、
なんか、ぎこちなくなってしまった。
「あ、何か飲む?」
と、冷蔵庫の方に行って、
ミネラルウォーターをキャップを緩めてから渡してくれた。
阿部さんも自分の分を開けてゴクリ頼むと、
「どこから話そうかな?」と言って目を閉じた。
「誰にも聞かれたくなくて。
こんな処しか思いつかなくて…」
2人でソファに並んで座ってみたけど、
なんか気まずい。
目の前に、ドーンとダブルベッドがあって、
その向こうに大きな鏡がある。
上を見ると天井にも鏡がある。
「なんか…スゴイですね?」と言って、
阿部さんのことを見ると、
私のことを見て少し困った顔をして立ち上がってベッドの方に座った。
「近くに座ってると、ほら、
俺、オオカミになるかもしれないし。
誰も居ない処で話が出来る場所、
ラブホしか思いつかなかった。
あ、カラオケボックスとかもあったのか。
ごめん。
ここ、駅の近くにあったから…」と言う。
「えっと、オオカミになったら、
私、投げ飛ばしますからね?
こう見えても私、
合気道やってるんですよ?」と笑ったけど、
なんか、ぎこちなくなってしまった。
「あ、何か飲む?」
と、冷蔵庫の方に行って、
ミネラルウォーターをキャップを緩めてから渡してくれた。
阿部さんも自分の分を開けてゴクリ頼むと、
「どこから話そうかな?」と言って目を閉じた。