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縛られたい
第9章 本当のプロポーズ〜まりあ
ゴールデンウィークも特に何処にも行かずに毎日みんなで勉強をして過ごした。
途中、私が持ってきた道具を使ってお庭でバーベキューをした。
「そういえば、お父さん、誕生日だよね?」
「えっ?いつ?」
「明後日の子供の日」
「忘れてたよ。
誕生日なんて、何年もしてなかったな」
「やだ。
じゃあ、明後日は誕生会しましょうね?
明日、準備しないと!
ちなみに、みんなの誕生日はいつ?」
「お姉ちゃんは、7月7日。
僕は9月9日だよ」
「みんな、ゾロ目なのね?
私もよ?」
「えっ?
いつ?」
「11月11日!」
「ポッキーの日だね?」
「プレゼントで欲しいものはありますか?」
「んー。特にはないかな?
このまま、みんなで仲良く暮らせたら、
それで充分かな?」
「やだ。それって、モノじゃなくて、
コトですね?」
「お父さん、まりあさんとチューした?」
「優斗、なんだよ?
大人を揶揄うなよ?」と、紅い顔をする。
「えっ?
まだしてないの?」
「ゆりあ、お前までなんだよ?」
「お父さん、うかうかしてると、
まりあさん、他の人に盗られちゃうよ?
こんなに可愛くて、頭良くて、強くて、
お料理も上手なんだよ?」
「もう、ゆりあさん、
褒めすぎよ?
恥ずかしいな」
「ダイヤの指輪とか跪いて渡して、
バシっと決めないとダメなんじゃないの?」
「まりあさんは嫌なの?
お父さんのこと?」
「えっ?」
「まだ、考え中なの?」
私と阿部さんは、
思わず見つめ合ってしまった。
5月5日には、
甘いのが苦手そうな阿部さんの為に、
ローストビーフを中心にしたお料理を作って、
ゆりあさんと2人でバスク風チーズケーキを焼いた。
優斗くんは、「肩叩き券」を作って渡していた。
ゆりあさんは、白い封筒を渡していて、
阿部さんがそれを開けると、
ちょっと絶句した後、みるみる涙を流すから、
「何事?」と言いながら慌ててハンカチで涙を拭いてあげながら見ると、
「婚姻届」が入っていた。
ご丁寧に証人の処には、
お祖父様とお祖母様の署名が入っていた。
「せめて、私の誕生日までには、
提出してね?」と言われて、
思わずゆりあさんを抱き締めて、
頬にキスしてしまうと、
「やだ。
キスするならお父さんとして?」と笑われてしまった。
途中、私が持ってきた道具を使ってお庭でバーベキューをした。
「そういえば、お父さん、誕生日だよね?」
「えっ?いつ?」
「明後日の子供の日」
「忘れてたよ。
誕生日なんて、何年もしてなかったな」
「やだ。
じゃあ、明後日は誕生会しましょうね?
明日、準備しないと!
ちなみに、みんなの誕生日はいつ?」
「お姉ちゃんは、7月7日。
僕は9月9日だよ」
「みんな、ゾロ目なのね?
私もよ?」
「えっ?
いつ?」
「11月11日!」
「ポッキーの日だね?」
「プレゼントで欲しいものはありますか?」
「んー。特にはないかな?
このまま、みんなで仲良く暮らせたら、
それで充分かな?」
「やだ。それって、モノじゃなくて、
コトですね?」
「お父さん、まりあさんとチューした?」
「優斗、なんだよ?
大人を揶揄うなよ?」と、紅い顔をする。
「えっ?
まだしてないの?」
「ゆりあ、お前までなんだよ?」
「お父さん、うかうかしてると、
まりあさん、他の人に盗られちゃうよ?
こんなに可愛くて、頭良くて、強くて、
お料理も上手なんだよ?」
「もう、ゆりあさん、
褒めすぎよ?
恥ずかしいな」
「ダイヤの指輪とか跪いて渡して、
バシっと決めないとダメなんじゃないの?」
「まりあさんは嫌なの?
お父さんのこと?」
「えっ?」
「まだ、考え中なの?」
私と阿部さんは、
思わず見つめ合ってしまった。
5月5日には、
甘いのが苦手そうな阿部さんの為に、
ローストビーフを中心にしたお料理を作って、
ゆりあさんと2人でバスク風チーズケーキを焼いた。
優斗くんは、「肩叩き券」を作って渡していた。
ゆりあさんは、白い封筒を渡していて、
阿部さんがそれを開けると、
ちょっと絶句した後、みるみる涙を流すから、
「何事?」と言いながら慌ててハンカチで涙を拭いてあげながら見ると、
「婚姻届」が入っていた。
ご丁寧に証人の処には、
お祖父様とお祖母様の署名が入っていた。
「せめて、私の誕生日までには、
提出してね?」と言われて、
思わずゆりあさんを抱き締めて、
頬にキスしてしまうと、
「やだ。
キスするならお父さんとして?」と笑われてしまった。