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訪問 保育士Natsu
第2章 同伴
「え、御免なさい」と云うと、あの男は手で制して、
「Natsuさん、何か飲んでください」と言ったので驚いたNatsuが、
「わたしもお酒だめなのよ、だからウーロンで戴いていい。あなたも飲んでね」
黒服に、「ウーロン2、お願いします」と言った。「かしこまりました」と黒服がさがると、
「ねえ、下のあそこクリップのままなのよ。・・・見えるかしら」と耳元で囁いた。
「いえ、暗くて見えません。でも、ちらちら胸の飾りが光りますよ」
Natsuは胸を押さえて、
「見えるんだー、やっぱり。下は?」
「角度が悪いのか近いから見えませんよ」
「分かったわ、距離を取ってみるわね。お酒だめなら持たないわね、どうします」
そうすると、急に男が立ち上がったので、
「え、・・」と驚いてNatsuは立ち上がった。
が、「トイレです。・・・」
「お願いします」と手を挙げると黒服がきて、
「お客様、ご用事です。お願いします」と言ってNatsuはどっと疲れてソファーに座った。
黒服とおしぼりとともに、帰って来たあの男は、Natsuに手渡されたおしぼりで手を拭いたついでに顔をごしごし擦った。
あららとNatsu。
あの男はその後素直に支払いを済ますと、Natsuに送られて帰っていった。
店に戻ると皆から、如何したのと口々に小声で云われてNatsuは閉口した。
中には細客を通り過ぎて、糸だの楊枝だのと言われたが知らんぷりするしかなかった。
店長がきて咳払いをしたので皆散った。
それでも、あの男はなけなしの2マン余払って帰ったのであった。
頭痛いとMikaさんが隅の方で隠れて言っている。
店内はいささか沈鬱ムードであったが、主力部隊が同伴客を入れて来てだんだんといつもの調子にはなってきた。
そして、その日は変な細客をいれたNatsuが場内と直しを合わせて7の指名と、2本のシャンパンをゲットしてNatsuとしては久々に盛り上がって終わった。
シャンパンはヘルプのMikaさんがせっせと飲んで騒いで、潰れてしまった。
「Natsuさん、何か飲んでください」と言ったので驚いたNatsuが、
「わたしもお酒だめなのよ、だからウーロンで戴いていい。あなたも飲んでね」
黒服に、「ウーロン2、お願いします」と言った。「かしこまりました」と黒服がさがると、
「ねえ、下のあそこクリップのままなのよ。・・・見えるかしら」と耳元で囁いた。
「いえ、暗くて見えません。でも、ちらちら胸の飾りが光りますよ」
Natsuは胸を押さえて、
「見えるんだー、やっぱり。下は?」
「角度が悪いのか近いから見えませんよ」
「分かったわ、距離を取ってみるわね。お酒だめなら持たないわね、どうします」
そうすると、急に男が立ち上がったので、
「え、・・」と驚いてNatsuは立ち上がった。
が、「トイレです。・・・」
「お願いします」と手を挙げると黒服がきて、
「お客様、ご用事です。お願いします」と言ってNatsuはどっと疲れてソファーに座った。
黒服とおしぼりとともに、帰って来たあの男は、Natsuに手渡されたおしぼりで手を拭いたついでに顔をごしごし擦った。
あららとNatsu。
あの男はその後素直に支払いを済ますと、Natsuに送られて帰っていった。
店に戻ると皆から、如何したのと口々に小声で云われてNatsuは閉口した。
中には細客を通り過ぎて、糸だの楊枝だのと言われたが知らんぷりするしかなかった。
店長がきて咳払いをしたので皆散った。
それでも、あの男はなけなしの2マン余払って帰ったのであった。
頭痛いとMikaさんが隅の方で隠れて言っている。
店内はいささか沈鬱ムードであったが、主力部隊が同伴客を入れて来てだんだんといつもの調子にはなってきた。
そして、その日は変な細客をいれたNatsuが場内と直しを合わせて7の指名と、2本のシャンパンをゲットしてNatsuとしては久々に盛り上がって終わった。
シャンパンはヘルプのMikaさんがせっせと飲んで騒いで、潰れてしまった。