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彼女に抱かれたい
第10章 刻ませるモノ
彼は興奮が抑えられないのか、息が荒い。
彼の熱い視線と吐息で私の身体も熱くなり、秘部からは愛液が湧き出てくる。

その荒々しさでむしゃぶりついて欲しい…

しかし彼は荒い息こらえながら、私の秘部にシェービングクリームを塗った。
恥丘も陰唇も彼が優しく柔らかい手つきで丁寧に塗ってくれた。
自分の性欲を必死にこらえながらも、私の身体を優しく丁寧に扱ってくれている事に、愛情を感じずにはいられない。
あぁ、私はこんなにも彼に愛されているのだ、と。

ひんやりとしていて少しヒリつくようなシェービングクリームの感覚…。
塗ったなら早く…全部剃り落として。


彼は肩で息をしながら、そっと撫でるように剃刀を這わせてゆく。

ショリッ….ショリッ…
剃刀が肌に沿って陰毛を削ぎ落としてゆく音が響く。

彼も私もその音と雰囲気に酔いしれ、互いにシンクロしているかのように息は上がり、淫欲が昂ってゆく。


恥丘は難なく剃り落としたようだが、陰唇部分で彼の動きが鈍った。
きっとどうすればいいのか悩んでいるのだろう。

自分が卑猥な格好をすることに恥ずかしさと興奮を感じながらも、私は自分の秘部に指を添えて陰唇の角度を調節しながら、彼を導いた。
「ほら…早くぅ…全部ツルツルにして…。」
『はっ…はっ…うん…。』

犬のように荒く浅い呼吸…彼も自分の性欲と闘いながら私を剃毛している。
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