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彼女に抱かれたい
第12章 壊したい程に愛おしい
『もう、なっちゃってるよぉ…
マイと会えない時も、ずっとマイのこと考えて…ああっ!
そんなに…しないでぇっ!』

私のこと考えて…?
その続きが聞きたくなってピストンを止め、代わりに根元まで繋がったまま締め付けながら尋ねた。

「私の事考えて…なぁに?」
『一人でしたくなって…でも…イく時は中でって言われたこと思い出して我慢したり…はっ…あっ…我慢できなくてマイの中に出してるつもりで結局一人でしちゃったり…』
「あぁ…可愛い…サトシ。
そんなに私を想ってくれてたの?」
『こんなに気持ちいいの覚えたら…んっ…マイ以外じゃダメ…なの…あぁ…そんなに締め付けないでぇ…』

「サトシが可愛くて…おまんこ勝手に動いちゃうの。
サトシが壊れるまで犯してあげるから…全部私に出して…」
『マイ…んっ…え…ちょ…ああっ…恥ずかしいよおっ…マイ!』
おちんちんが抜けないように根元まで繋がったまま、私は彼の脚の間へと身体を移してゆき、彼の脚を持ち上げ、ちんぐり返しにして彼の膝裏に腕を差し込んだ。
まるで私がオス、彼がメスになっているかのような…言わば逆の正常位。

私の腕で脚を伸ばせない彼は、私の下で喘ぐ以外ない。
私が思い切り腰をぶつけ続けたら…彼はどうなるのだろう…。
どんな風に乱れて悶えて…どんな顔で哭いてくれるの?
「犯してあげるって言ったでしょ?
それとももう私の中で出すのはイヤ?嫌ならもうやめるけど。」

嫌って言ったとしてもやめてあげない。
でも彼を堕として…彼の口から犯してくださいと懇願する姿が見たい。

私たちは…私は歪んでるかもしれない。
でも、それがたまらなく興奮して気持ち良くなる。
彼が私の性欲を全身で受け止め、私も彼の性欲を全身で受け止める。
私たち二人さえ互いに溶け合えているのなら、周りからどう思われたっていい。
私も…もう彼から離れられない。
このとろけた顔、幼い顔、優しい笑顔、美しい筋肉…ツルツルで毛がなくなったのに凶暴なおちんちん…。

私だけのサトシ。
私たちは普通には戻れない。

いや、最初から普通じゃなかった。その事に気づいただけ。

こんなにお互い溶け合えるのなら…普通なんていらない。満たされない。
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